自然体という感じ – ソーシャルスキル・プログラム
2006/03/17
コラム

自然体という感じ

先日とある紳士服店の男性と
お話する機会があり
そのなかで
興味深いことをお聞きしました

春のこの季節には
新入社員や大学生など
いわゆるスーツというものに
始めて袖を通す方の来店が多く
親子連れや祖父母連れなどで
にぎわうそうですが

まず親子の対話の少ないことに驚かれるそうです
親がなにかれと話してもブスっとしている若者・・・
はなから対話を求めていない財布存在の親・・・
ひたすら不機嫌な親とその子の気まずい空間・・・
コミュニケーションが発展しないので商品がなかなか決まらないとか
その間に入ってその男性は気を使いウオサオと・・・。

もうひとつ観察されたところでは
まず試着をしてスーツ姿を鏡に映しだすと
とたんに無口になってしまう若者がとても多いということ
あまりの自分のかっこよさに酔ってしまうのか
洋服に押されてなんか気後れしてしまうのか

背伸びをして「自分らしくない」自分を作り上げているような
もしくは場への戸惑いに殻を閉ざしてしまっているような
・・・・彼たち

一方最初から最後まで態度が変わらず
自然体のお客もたまにいらして
そういう方との商品を介しての対応はとてもクリエイティブ楽しいそうです

いつどこでも自然体でいられる
いつどこでも
誰にでもちゃんと向き合える
というのは
やはり難しいものなのだと思います

自然体でいることができるには
「ほどよい自信」がいる!

親も子もお互いを尊重しあえて
自分の存在に自信を持ち合えていれば
もっと素直に話ができる
のかもしれません

それには小さいころからの
小さな尊重の歴史が必要なのでしょう

そう言えば
私もずいぶん
スっとしていた娘だったと
昔を思い出し
おもわず苦笑してしまったことでした