お父さんになりたい・・・ – ソーシャルスキル・プログラム
2006/05/28
コラム

お父さんになりたい・・・

ある土曜日の阪急電車
に乗って梅田をでました
窓から
隣を走る他線の電車がみえました

輌端の窓に
浮かぶ小さなふたつの顔があって
その横に見える斜めの男性の顔
つまり多分
休日のお父さんと連れの子どもたち
が見えたのです

子どもは男の子ふたりで
頭の位置を違えて
一心に外の風景を見ていました
真ん丸い眼がえも言えずかわいい

お父さんは
そんなふたりを視野に入れながら
実に
気合の入らない
まあ言えば休日のくったくのない顔をしていました

日ごろはお母さんにまといついている子どもを
今日はいっきに引き受けて
とりあえず電車にのったのでしょうか
目的地があるのでしょうか

全然
子どもに集中しているわけでもない
お世話に気構えているわけでもない
そのお父さんの横顔をみて

私は急に
お父さんになってみたくなりました
「そういえば私はおとうさんの気持ちをしらない・・・」

なに言っているんだ
というようなことですが
私は一生
お父さんの子どもへの思いというものを
知らないんだな
味わいようがないんだな
と思ったわけです

お父さんってどんな風に
自分の子どもをかわいいんだろう
お父さんって
どんな愛情を隠し持っているんだろう

お父さんになってみて
子どものかわいさを感じてみたい
それは母親の目線を通して感じるものと
なにかちがうところがあるんだろうか
たいして違わないなんだろうか
お父さんの愛情って
どんな感触で
どんなにおいをしているんだろう

お父さんになってみたい・・・!