『映画が好きです!』 – ソーシャルスキル・プログラム
2009/06/06
コラム

『映画が好きです!』

映画好きの方も
沢山いらっしゃると思います
映画館では最近
ご年配の方々のお姿も多く
色々な世代が
楽しんでらっしゃると思います

映画では
色々ななことを教わりました
不思議に
そのときに
自分の課題となっていることに
映画の中で出会うことが
多々あります

たとえば少し前のものですが
「INTO THE WILD」
俳優でもある
ショーン・ペン監督が
荒野へ冒険に出て
遺体で見つかった青年の
実際にあった話を
映画化したものです

大学を卒後した青年は家族や文明社会から離れ
過酷なアラスカの荒野に向かいます
彼は自然の中でひとりぼっちで生き切ることにかけたのです

いかにも若さというエネルギーを持って
果敢に自然や孤独に挑み続ける彼ですが
最後は食してはいけない野草をまちがって食べ
序所にその生命の火を枯らしていく道筋をたどります

体力を失い疲弊していく中で
彼は最後の気力をふりしぼって
汚れたからだを水で流し
お世話になった人からもらった服に身を包みます

壮絶なそのシーンが
映画を観たその夜中に
ふと頭をよぎります

ああ彼は
その後、彼の死体と出会うことになる
残された両親やその他の人たちのために
最後の身じまいをしたのだなと

彼はその身支度を持って
反発をしていた両親の元に
帰っていきました

私たちは本当にひとりで
死ぬことができない

大人になってとりあえずは
自分で何でもできるようになり
まるでひとりで生きているつもり
のわたしですが

その最後には
誰のお世話にもならずに
ひとりで死ぬことができないのだ
たとえその瞬間
ひとりで死んだとしても
必ず誰かのお世話になる・・・

そんな自明のことに
気づかされ
自分の生き方を
あらためて問われている
・・・気持ちになりました

沢山の映画に教えてもらいました

映画は喜びです